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[upki-fed:90] RE: [upki-fed:88] IdPとSPのログ対応



山地先生、NIIの皆様

山形大学の伊藤です。

非常に参考になる技術情報ありがとうございます。

山形大学でも、セキュリティコード(認証ログ)などをどのように
集約しようか検討し、プログラムの開発を進めていたときでしたので、
タイムリーに助かりました。

参考にしながら、コードの実装を進めてさせていただきます。

ありがとうございました。

> -----Original Message-----
> From: xxxxxxxxxxxxxx@xxxxxxxxx [mailto:xxxxxxxxxxxxxx@xxxxxxxxx] On Behalf Of xxxxxx@xxxxxxxxx
> Sent: Monday, October 05, 2009 9:19 AM
> To: xxxxxxxx@xxxxxxxxx
> Subject: [upki-fed:88] IdPとSPのログ対応
> 
> やまじです.
> 
> 僕の提供しているサービスで,IdPとSPでうまくログの対応をとる必要が出て
> きて,やり方をNIIの技術に調べてもらいました.皆さまのところでも役に立
> つ情報だと思いますので,MLに流したいと思います.
> 
> 僕は,まずは,SP(shibd.logger)は,
> log4j.category.Shibboleth.SSO=DEBUG   ←SSO関連情報をダンプ
> IdP(logging.xml)は,
> <logger name="org.opensaml.saml2.binding">  ←cookieのID等のダンプ
>     <level value="DEBUG" />
> </logger>
> として出力するrequestIDでマッチング情報にしようかなと思っています.
> 
> ----------------------------------------------------------------------
> セッションの開始時にSPで設定される
> NameIdentifier、Assertion ID、requestIdがIdPとSPの間で共有されます。
> これと時刻情報、entityIdを元にログを検索することになると思います。
> 
> セッションの開始時にSPの/var/log/shibboleth/transaction.logに
> 「New session」というキーワードでログが出力され、
> 日時、スレッドID、SPのセッションID、接続先IdP、クライアントのIPアドレス、
> NameIdentifier、Assertion IDなどが取れます。
> #SP1.3ではAssertion IDの出力はありません。
> 
> IdPでは、セッション終了時に「Shibboleth-Audit」ログが出力されます。
> 通信相手がSPが1.3の場合、このShibboleth-Auditログに
> 「NameIdentifier」の値が出力されますので、ここから対応の確認が取れます。
> 通信相手がSP2.0以降の場合は出力されないようですので、
> SPとIdPの通信データの内容をダンプして確認すると良いと思います。
> 「Request ID」もauditログに出力されます.3番目の出力です。
> https://spaces.internet2.edu/display/SHIB2/IdPLogging
> 
> 
> 複数のSP/IdPと通信する場合は、
> スレッドのIDを出力することでセッションを区別できます。
> スレッドのIDは、SPではデフォルトで出力されます。
> IdPではデフォルトでは出力されませんが、
> コンフィグファイルでログフォーマットを変更すると出力できます。
> 
> IdPとSPの通信に関連のある情報、セッションの情報、
> スレッドIDの出力を追加したログ出力のコンフィグファイルと
> これを用いたログ出力を例として添付します。
> コンフィグファイルの変更箇所には、本日の日付のコメントが入っています。
> 
> idpのログ出力定義ファイル(logging.xml):
> <logger name="org.opensaml.saml2.binding">  ←cookieのID等のダンプ
> <logger name="org.apache.xml.security.encryption">  ←SPに送信するデータ
> をダンプ
> <appender name="IDP_PROCESS" ~>
>   <layout class="ch.qos.logback.classic.PatternLayout">
>     <Pattern>%date{HH:mm:ss.SSS} - %level [%logger:%line] [%t] - %msg%n</Pattern>
>     ←[%t](スレッドID)を追加
>   </layout>
> </appender>
> 
> SPのログ出力定義ファイル(shibd.logger):
> log4j.category.Shibboleth.SSO=DEBUG ←SSO関連情報をダンプ
> log4j.category.OpenSAML.MessageDecoder=DEBUG    ←SAMLデータダンプ
> log4j.category.OpenSAML.MessageEncoder=DEBUG
> log4j.category.OpenSAML.SecurityPolicyRule=DEBUG
> 
> 参考:
> https://spaces.internet2.edu/display/SHIB2/IdPLogging
> https://bugs.internet2.edu/jira/browse/SIDP-203
> http://www.nurs.or.jp/~sug/soft/log4j/log4jlb.htm
> 
> 以上です。
> ----------------------------------------------------------------------
> 
> --
> Kazu

Attachment: smime.p7s
Description: S/MIME cryptographic signature