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[upki-fed:01235] Shibboleth IdP 3.3でのsyslogヘッダの情報について



慶應義塾の細川です。

現在、Shibboleth IdP 3.3のシステムを構築しているのですが、
IdPの吐き出す標準のsyslogフォーマットが、たとえば

Oct 17 16:06:31 192.168.141.161 Initializing OpenSAML using the Java Services API

のようになっているのが気になっています。

実は、syslog-ngを用いてログデータの加工・保存を試みているのですが、
syslog-ng標準のパーサを使おうとすると、syslogメッセージフォーマットとして、

Oct 17 16:06:31 192.168.141.161 program_name[pid]: Initializing OpenSAML using the Java Services API

のような「program_name[pid]:」を期待しているようで、パースに失敗してしまうのです。

この現象への対処のため、conf/logback.xmlで、

    <appender name="IDP_PROCESS_SYSLOG" class="ch.qos.logback.classic.net.SyslogAppender">
        <syslogHost>syslogホスト</syslogHost>
        <port>ポート番号</port>
        <facility>ファシリティ名</facility>
        <suffixPattern>dummy[12345]: %msg|%mdc{idp.remote_addr}|%n</suffixPattern>
    </appender>

のように<suffixPattern/>に「dummy[12345]: 」なんて酷い文字列を追加したら、
とりあえずうまく動くようにはなりました。

とりあえず、うちの内部処理としてはこのWorkaroundで十分なのですが、
ノウハウとしてまとめるには、これではあまりに恥ずかしいので、
もっと賢い方法をご存知の方がもしいらっしゃいましたらご教授いただけると幸いです。

よろしくお願いいたします。

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慶應義塾ITC本部  細川達己  xxxxxxxx@xxxxxxxxxxxxxx
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